hitomi / thermo plastic

thermo plastic

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品川さんはお年を召しているので、小室ファミリーとかズッポシなんですよ。んでもね、まぁほら、元々がロックンロウラーだからそんなにアレなんです。ただ記憶とかぶる曲が多いだけでファンな訳ではないのです。と言いつつ、hitomiは惰性でアルバムを買い続けています。デビュー当時は、今で言う木村カエラのようなアイドルなのにアーティストを狙った危うい、いやらしい感じ、がたまらなかったのです(変態)。後にLOVE2000で「さわやか系アーティスト気取りアイドル」として第二のブレイクを果たすのですが、これはその一個まえのアルバム。
「アイドル」的なサービス精神は全く無く、アーティスト(風を装うもの)として一番極まった作品です。参加してる人間もそっちの手腕の人ですが、なんといってもhitomi自身の作詞が秀逸です。象徴的な、それこそ詩的な表現で、その他のアルバムさん達とは全く違う感じ。だまされたと思って聴いてみてくださいよ。責任はワタクシが取ります。